一般撮影は最もよく知らている検査です。X線を人体に照射し、透過してきたX線の強弱を画像化します。
撮影室は2室あり、胸部、腹部、頭部、全身の骨などを撮影しています。現在は医療画像のデジタル化が進んでおり、当院でも撮影装置を更新し、フラットパネル検出器(FPD:Flat Panel Detector)を用いたDR(Digital Radiography)システムで画像を得ています。FPDシステムは既存のCR(Computed Radiography)システムと比べ、検出感度の向上(被ばく線量の低減)、画像処理能力の向上、迅速な画像作成が可能(検査の短時間化)など、多くの点において改善されており、受診者の負担を少しでも少なく検査を受けれるようになっています。
また、ポータブル撮影装置による病棟出張撮影も行っています。
得られた画像は全て病院の画像サーバーに送られ、院内の電子カルテ参照端末で画像確認・診断が可能になっております。
検査時のお願い
X線写真に写るものについては、一般の方々が思われる以上にあります。
金属類は勿論ですが、ボタンのような硬質な樹脂などもそうです。
次のようなものは撮影部位、それに適した撮影条件などで画像上に写り、診断の妨げになる事があります。
※金属類やプラスチックは診断の妨げになる場合がございます。
もちろんすべての撮影が脱衣をしなければならないわけではありません。着衣のままでも問題ないものもありますし、また、こちらがご用意した検査着に着替えていただくこともあります。
検査担当技師が撮影部位・目的により判断いたしますので、ご協力お願いいたします。